“恋”も積もれば“愛”と為る

結論は案外簡単なモノだと思わない?

茜に自覚がなくとも上手く丸め込めばいいさ、後は中村くんとくっ付ければ良い。
美久の件は残念だけれどもあの大学生
名前は・・・・・そうそう小山 優さん
あちらとやり直せば良い。
まァそこは上手くいくだろうね。

さァ真衣、「告白させよう大作戦」の準備を始めよう!










「始まらねぇよ」

「何故渋るのさ、まさか焦らしプレイ。そっちも本気ならこっちも」

「頼まれてたプレミアムチョコレートケーキがうっかり手から滑り落ちるかもね」

「意見を聞こうじゃないか!」

扱いは難しいが菓子類には命の捧げる程愛している。
めっちゃチョロい。

「まさかこんなにまともな意見が出ると思わなかった、話せ、何考えてる」

「お願い、真衣ちゃんに信用されなかったら孤独死する。友達いないの辛い」

自分の人生振り返ってろ

「河谷って知ってる?」

「同じクラスだね」

茜と河谷は一年の頃に同じクラスだった。
林間学校で同じ班になり意気投合したらしい。
茜曰く、「中学の頃の友達に似ている」
と言う事らしいが。

「聞いた話しによれば彼ね、どうやら茜に惚れているらしいよ」

「・・・・・・は?」

「中学の頃は女子と話す機会が無くて高校に入ってから一番最初に友達になったのがあーちゃんらしいよ。
優しくされたらコロッと簡単に落とすことが出来る、アイツチョロすぎ」

「何それ知らない」

困った困ったと千代は溢すが狙いはどうやらこの事の様。
どうやら河谷を使って作戦を立てるつもりだ。

「クズだね」

「よく言われる」