ピンポーーン… 4月。午後13時。 遅めの朝ごはん…むしろ昼ごはんを食べていた私。 突然に鳴るインターフォン。 「誰だろう…??」 焼きたてのパンを、そっと皿に置き、私は玄関へと向かう。 「どちら様ですか??」 私がそう言うと、 玄関越しにあなたは言った。 「こんにちは。初めまして。隣に越してきた者です。」