すると驚いたように目を見開く……
6年ぶりの琥侑。
「あの時……琥侑が留学してからも、ずっと」
……あの頃のように、
明るい髪の色も赤いメッシュも何個も付けていたピアスも、してた琥侑は……もういない。
髪の毛は落ち着いた色に変わってるし、ピアスなんてしていない今の琥侑。
だけど……
「琥侑が……好きです」
ゆっくりと紡いだあたしの言葉。
その言葉に、確かに微笑んだのは彼。
「バーカ、それが6年ぶりの一言かよ」
“やっぱり、お前はほっとけねぇ”と呟いたと同時に、琥侑はあたしを優しく抱きしめた。
END.


