だから、お前はほっとけねぇんだよ


「は?……誰を」


「琥侑に決まってるでしょ‼‼」



でしょーでしょー……

エコーを付けてあたしの言葉は海岸に響く。



目の前にはポカン、とあほヅラをさらしている琥侑。


顔を紅潮させてゼーゼーと言っているのは……あたし。



「……って‼‼」


今……

アタシ確かスキって、


好きって言った……?



……NOーー‼



ガシッと両手で頭を掴み、マンガみたいな後悔のポーズをするアタシ。


まさに、最悪。




「……ヒメ?」


「わぁっっ‼」