だから、お前はほっとけねぇんだよ



*****


ビーサンをベタベタと音を鳴らせ、あたしは二人のもとへと走る。



「やばいよぉ~っ!」



もしかしたら……

けんかとか、殴り合いとか(あっ、どっちも一緒か)なってたりするかもー‼




「あっ‼‼」



人込みの隙間から小さく見えたのは、パラソルの下に座ってる琥侑らしき人。


い、居たぁーーー‼



「こーうっ!」



あたしが大きな声で名前を呼ぶと、パラソルの人物は顔を上げた。

やっぱり琥侑だ!



「はぁ、はぁ……こ、琥侑……」



ぜーぜーと息を切らしてあたしが琥侑の前に立つと、琥侑は少し驚いた様子。



「おまっ……大丈夫かよ」