だから、お前はほっとけねぇんだよ


「やっぱりそーゆー事だったんだ!」


「あ、わかってた?」


「わかるよソレくらい‼」




……そうしてるうちに海の家まで到着。

お昼時だからか、海の家は大盛況している。



「……ヒメちゃん、そういえばあの二人どうしたの?」



がっくんの突然の質問に、あたしは目をパチクリさせる。


……何、急に?



「あたしが逃げちゃったから……その後知らないけど」


「……それって二人っきりって事だよね」


「え……?うん。それが、どうかしたの」



別にオトコが二人きりになって、どーにかなる心配なんてないでしょ。



「二人があの後ケンカになったり、とか……ありえなくないよね?」


「まっさかー‼ありえな……」



いや、待てよ……?

てんちゃんと琥侑、仲悪そうだよね?


さっき何か睨み合ってたし……



「あ……りえる?」



何も言わないスマイルがっくんを見ていると、妙に不安が加速していく。




――ダッ‼

あたしはがっくんにものも言わずに琥侑の元へと走り出した。