渡された中身はみんなからの寄せ書き。
それと、
【てがみ】だった。


中には先生からの手紙もある。


私の体はだんだん悪くなってるのが自分でもわかる。


明日には読めないかもしれない。
今のうちに読んで、返事を書こう。




「ルイへ」

ルイ私あんたが病気なのに、今は御見舞に行けない。
あと3日なんだよね?

ごめんね。

こんな親友を許して

こはる




ルイさんへ

ルイさん
あなたはとても素晴らしい人でしたよ。
あなたには私たち教師は驚かされてばかりでした。

あと、3日の人生楽しんでくださいね。
教師一同


ルイ先輩へ

ルイ先輩は、私たちのあこがれの先輩です!
これからも、ずっとずっと。

だから、あと3日諦めずに頑張ってください。

絶対にい亡くならないでください
後輩一同

ボロボロボロボロ



ルイさんへ

ルイさん。今いうべきじゃないのはわかってる。
でも、

ルイさんが好きでした。

ごめんなさい。

あと3日。がんばれ
馬鹿な先輩




ルイへ

ルイ。
私たちの家族でありがとう。

ルイは元気で、みんなを明るくしてくれる女の子です。

そんなルイが病気なんて今も私たちは
考えられません。
でも、これが現実。


受け止めて前に進まないといけない。


ごめんね。ごめんね。
私たちの家族でありがとう。

家族より



ダバー

すごく泣いてしまった。