鈍感ちゃん(君)を攻略せよ!




ショートケーキ…?


でも、結構大量に作ったはずだけど…。


確かに、さっき見た時は残り少しだったけど、明日の分は今日作るんだよ?





『足りない…の?』



結構足りるんじゃないかな、なんて思うんだけど。



『多分な。

1番人気なの、コレ』



多分、今までのペースで行くと、後1時間持たないな。

と付け加えた祐希君を見て、目を見開く。




『風花⁇』


『イヤ…だって、1番人気って‼︎


凄いよね、それ!』



『凄いけど‼︎ だから、足りなくなりそうなんだけど』



祐希君の言葉に今更納得して、大きいボウルとその他の材料を準備する。



『私でよければ作り足すよ!』


『風花。ありがとな?

後でお前には何か奢ってやらねえとなー』



『なら、アイスがいい! ハーゲンダッツ‼︎』



『遠慮ねぇなー…まぁ、いいけど』



奢ってくれるなら遠慮なくってこの前みっちゃんが言ってたんだよね。


なのでそれを見習わせていただきます!