へぇ…みっちゃんは、中嶋君が同じケーキを頼んだから嬉しいんだね。
確かに、みっちゃん一番チーズケーキが好きだし。
多分、食べに行くときはいつも同じの食べてたんだろうなー…。
少なくとも、私と食べたときは毎回チーズケーキだったし!
『ニヤけてないで、早く用意する!』
『もう完了してますよー』
『……こういう時、風花の仕事の早さがムカつくわね』
みっちゃんの言葉に笑って返すと、呆れたように笑って斎藤君達の席に向かっていったみっちゃんに慌ててついていく。
『お待たせしましたッ』
『さんきゅ。
いつにも増して、テンション高いな⁇ 』
今の私はノリに乗ってますから!
馬鹿面してる、とか付け加えられる前に先手を打ちますよ。
『みっちゃんの激レア照れ顏を拝見したんだもん。
テンションも高くなる!!』
『水門の? それは確かに…レアではあるな。
ああ、後。
別に、馬鹿面してたなんて言おうと思ってないから』



