「えっと、Aの子?」
「あっ、はい。そうです。」
「1人?」
「はい。もう1人は休みで…」
「そーなんやー…まぁよろしく!」
「よろしくお願いします。」
この瞬間ドキドキ!
沈まれ鼓動!
「では、山川先生の指示に従ってついてきて下さーい」
ぴっぴっ。ぴっぴっ。
「ここからわかれます。担当の先生についていって下さーい。」
「こっちやでー!」
「(ぺこり)」
いつになっても山川先生は止まれの合図をださない。
(はやくーー)
「なんでなんやろ。まぁええや!ぜんたーい止まれ」
「1・2・3・4・5?」
「なんか恥ずかしいな」
「そーですね。笑」
「あ、あっちにみんな集まってるから行こか」
「はいっ!」
山川先生が「はいみんなー。ちゃんと出来ましたか?それでは退場しまーす。」
ぴっぴっ。ぴっぴっ。
「はーい。ここ曲がりまーす。」
それだと雰囲気さんが麗香に
「ここ曲がってな。」
(え、麗香だけに言ってくれた!嬉しい!)
「ではみんなの所にかえってねー。」