そして次の日……。

「ここ……か……?」

何ともまぁ大きいお家。

どんだけ金使ってるんだよ……。

「父さん情報だともう男どもはいるんだよな……」

一応インターホン鳴らすか。

鳴らそうと思ってボタンを押そうとしたら……。

「お前何やってんの……?」

後ろから声かけられた。

多分ここの住人の一人だな。

振り返るとまぁなんとそこには黒髪なイケメンがいました。

うん。

興味が無いけど。

「あぁ~社長から聞いてません? 今日からこの家に住む女何ですけど」

そう言うと男はじーと見ているだけだった。

いやいやいや。

なんか言おうか。

「嘘つけ……」

「はい?」

なんで嘘つかなあかんわけ?

なんかメリットでもある?

「社長は男の作詞作曲家がつくと言っていた。故にお前ではない……」

は?

「社長が言ってたんすか?」

「あぁ」

……。

「すみません。一回中入らせてください」

「はぁ? 何でお前を……」

「あ"ぁ"!?」

殺気を出してビビったのか男は中に入れてくれた。

入ってすぐ私はある奴に電話した。

《あぁ~もしもし? 無事についt……》

「どういう事だクソジジィ!!! なんで私が男になってやがる!!?? 十文字以内で言え!!!!」

もうキレました。

キレない人はすごい心が広い方なんでしょうね。

私は短気なんで無理っすわ。

《ちょ!! お、落ち着こう!!!! ね!? ちゃんと説明するから!!!》

「はい十文字以上!! そこ動くなよ!! 今から殴りいくから」

《うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!! ごめんって!!!! だからちょっと待って!!!!!》

父さんはめっちゃビビリだ。

泣き声がするわ。

「で? どゆこと?」

《優凛が担当する子達……皆女嫌いなんです……》

……うん。