「れおちんは、これまでしたいこと押し殺して生活してきたんでしょ?」 家族のために。お母さんのために。 口には出してないけど、私はそう感じた。 「だから、もう無理なんてしなくていい。もっとわがまま言っていいんだよ?」 「.....っ」 私の言葉に瞳を揺らしたれおちん。 「せめて私の前だけでは自然体の、無理してないれおちんでいてほしい。それだけだから」 きっとれおちんもその方が気が楽で過ごせるだろう。 最後にニッと笑ってれおちんの頬を引っ張る。