「おっ。待ちくたびれたよお姫さまっ」 「はぁい、すいませーん王子さまっ」 軽いノリを言いながら、れおちんと目を合わせて笑いあう。 ふはっ......楽しいな。 「それじゃあ行くか」 「うん、そうだね‼︎」 玄関から出て、鍵をかけると歩き出す。 ...実はまだ行き先決めてないんだよね。 とりあえず出掛けようかって感じだったから。