明らかに落胆したように見えたのか、れおちんが口を開く。


「なんならそのままどっか出掛けねぇ?」

「...え?」


れおちんの言葉にドキッとする。



それっていわゆるデートのお誘い...?



「嫌だったらいいけど」

「い、嫌じゃない‼︎」


むしろ嬉しいよ‼︎



「まぁ......まだ早いしゆっくりしてから行こうか」


「そうだね‼︎」


れおちんの言葉に頷いて、ウキウキするこの気持ちをどうしたらいいのか分からなかった。