「さすがはなりんだな」 「え、何が?」 褒められる要素あったかな。 「はなりんに聞けば何でも分かる」 「まぁ、料理人目指してる身だからね」 まだ底辺の底辺だ。 「俺もはなりんに負けないくらい料理できるように頑張ろうかな」 意気込んで、私を見るれおちん。 「ん? さては、私から料理教わろうとしてる?」 ニヤリと口角を上げる。