「れおちん、今日はどこで待ち合わせ?」
同じ体勢のままれおちんに聞く。
やっぱ街かな〜?
「んー、夕方だけど心配だからこの家で待ち合わせ」
「......一旦帰ってくればいいの?」
「そうだよ。道に迷っても困るからね」
...迷いません。住み慣れた私の街なのに。
「大丈夫だよ。でも待ってるね」
「ん、よし。さて、そろそろ充電は終わったかな?」
私から離れて顔を覗いてくるれおちんに首を横に振る。
「まだ」
「......まだって言われてもなぁ。もう時間なっちゃうよ?」
...それなら仕方ない。
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