ナンパボーイズ



「つまんねェこと訊くんじゃねーよ‼」

プイッと顔を反らすとーた。

「つまんなくない!大事なことでしょ!答えるまで離さないから!」

ぎゅうっとブレザーの裾を握りしめると、いつもの冷たいとーたとは別人のような顔で焦ってる。

(え?なにこのリアクション?まさかテレてる?まさか……??でも、もしそうだったらどうしよう。なんかとーたが可愛く見えてきた…………)

なんだか胸がどきどきする。こんな気持ち、とーたとつき合ってはじめてだ。

もしかしてとーたって実はツンデレだったりする?

いつもこんな表情を見せてくれたら、絶対とっくにきゅんと来てたのに。