ナンパボーイズ



でもどうやらとーたのお陰で、私とゆーちゃんに危害は及ばないみたい。

ほっと一安心したとき、囲んでた男のひとりが、私とゆーちゃんのまえに来て、「アッ!」と指をさした。

「お前、きのうの…!?」

「……え!?」

「姫だ!」

「???」

(え、誰このひと?きのう会った?)

話が見えなくてきょとんとする私の横で、ゆーちゃんがブルブル震えてる。顔も真っ青で、いまにも倒れそうだ。

「ゆーちゃん?………大丈夫?」

話かけても彼女は答えない。