ナンパボーイズ




その日の放課後。

なかば強引に嫌がるゆーちゃんを誘って、いや引きずって、とーたと約束した裏門へ行った。

「ちょ、ちょ、ちょちょっとホントに私も行くの!?ムリだってば!」

「お願いー!ゆーちゃんしか頼れる人いないのー!」

とーたとふたりだと気まずいしつまんないから、せめて今日だけでも3人でいたい。

私と(嫌がる)ゆーちゃんが裏門に着くと、すでにとーたがそこにいて、しゃがんでタバコをふかしていた。

「お待たせ!こちらゆーちゃん。私の親友。知ってるよね?ね?今日3人で帰ろう?」

怒るんじゃないかって、内心こわごわ紹介すると、しゃがんでいたとーたが顔を上げた。

玲瓏なふたつの瞳が、私たちをとらえる。

と、そのとき、私の隣のゆーちゃんはガチガチ震えだした。