ナンパボーイズ






翌日。お弁当の時間。

私はこの気持ちをゆーちゃんに相談してみた。

「……だからね、会うたびにいつも一緒にいるだけで何にも楽しくないの!つまんないんだもん。もっと楽しい恋がしたいの!」

「……ふーん。一緒にいるだけなんだ…」

「私、今まで一度もとーたに『すき』って言われたことないんだよ?いつも『来い』とか『そばにいいろ』とか『オレのモンだ!』とか、偉っそーな命令口調でちっとも優しくないし!」

「………」

「だから『すき』って言ってもらうまでは会うやめよーかなぁ…」

「………」

私が食べかけのヨーグルトを、スプーンでぐちゃぐちゃにかき混ぜてると、ゆーちゃんは神妙な顔になった。

熱くなってる私とは逆に、ゆーちゃんのテンションがとても低いことに気づいた。