目を剥いてギロ……ッと睨まれた。
「……っ!」
(ダメ、やっぱ怖ーーっ!!)
私は目をぎゅっと閉じ、もう思いつくままに叫んでいた。
「わ、私、とーたとは同中で…!そう中学の頃からの付き合いで…!とーたとは…!」
「ハァ?付き合ってるゥ!?テメ、フカシてんじゃねーぞ!?」
「あ、いや…それは…」
「アアッ!?」
(もうやけくそ!なるようになれっ!)
「つ、付き合ってる!私、とーたの彼女やらせて貰ってます!」
なんとかこの場から逃げたい。ただそれだけの思いで、とんでもない嘘を言ってしまった。
でも言った以上は後に引けない!
「お前が"あの東田朱里"の女だぁァァ!?嘘だったら殺すぞ!?」
「証拠見せろ!?ここに呼んでみせろよ!」
「そ、それは――」

