「どうしたの、ゆーちゃん。はやく行かないと売店混んじゃうよ?」 考えごとをしてたら、優香が怪訝な目で私を覗きこんだ。 ちなみに優香は私を『ゆーちゃん』と、私を彼女を『優香』と呼んでる。 「あっ、ゴメ、ボーッとしてた」 慌ててカバンからサイフを探しだすと、優香の目が教室の出口にむいた。 「あれ?ね、見て。2組の雪だ」