桜吹雪が舞う頃。



紅葉学園に入学した、

私、橋本 詩織と親友の狩屋 歌奈斗。

小さい頃から一緒にいた。

「詩織、高校では好きな人できたらいいね。」


「そうだね。歌奈斗もね?」

「うんっ。」


二人で桜並木を歩きながら、はなしていた。


これからの学園生活で

私と歌奈斗

二人の恋物語はじまることを


私たちは、まだ知らない。