「…蒼夜が、負けた?」
「やられたねー、蒼夜。ほら、手貸そうか?」
あたしの目の前で大の字に横たわる橘は新崎の手を取って立ち上がった。
「腰が痛いよ…」
…思いっきり投げたからな。心の中で謝ろう。
「俺の負けだよ。流石、JOKERだ」
「…今はないよ。約束は守ってもらうから」
「どうぞ」
橘は笑うと新崎の肩を借りて倉庫の入り口へと向かう。
「あ、聞きたいことあるんだけど、いい?」
橘が振り返る。
「どうして最後、背負い投げをしたの?あの体制なら、他のやり方もできたんじゃない?」
…気付いてたんだ。
「…必要がないと思っただけ」
橘はクスッと笑って、「そう」と言うとまた歩き出す。
あたしも倉庫から出ると既に昼は終わり、夕日が近付いていた。
あたしはどれだけここにいたんだ…と思い、学校へ向かう。
荷物を持って、帰ろうか。
「やられたねー、蒼夜。ほら、手貸そうか?」
あたしの目の前で大の字に横たわる橘は新崎の手を取って立ち上がった。
「腰が痛いよ…」
…思いっきり投げたからな。心の中で謝ろう。
「俺の負けだよ。流石、JOKERだ」
「…今はないよ。約束は守ってもらうから」
「どうぞ」
橘は笑うと新崎の肩を借りて倉庫の入り口へと向かう。
「あ、聞きたいことあるんだけど、いい?」
橘が振り返る。
「どうして最後、背負い投げをしたの?あの体制なら、他のやり方もできたんじゃない?」
…気付いてたんだ。
「…必要がないと思っただけ」
橘はクスッと笑って、「そう」と言うとまた歩き出す。
あたしも倉庫から出ると既に昼は終わり、夕日が近付いていた。
あたしはどれだけここにいたんだ…と思い、学校へ向かう。
荷物を持って、帰ろうか。
