完璧生徒会長様の憂鬱。

ﾎﾟﾝｯ






誰かが私の肩に触れる。







「ののかちゃ……「はいやぁぁぁああっ！！！」





ﾄﾞｫｫｫｫﾝｯ






予想通りの展開に名前を呼ばれたのとほぼ同時に条件反射のようにすぐその男の人の腕を掴み、前へ放り投げる。






よし！！



ストーカー撃退成功！！








「いったぁ……」






私に投げ飛ばされたストーカーはと言うと本当に痛そうに自分の腰を座り込んだまま摩っていた。





下はコンクリートだからさぞかし痛いでしょう。