そもそも紅茶とかコーヒーとか1杯で居座り続けてきた癖にここでそんな注文しちゃう!!? 「放課後、覚悟しといてね、って言ったはずだよ、ののかちゃん?」 「………っ」 可愛らしい仮面が剥がされて。 本当に同一人物かと疑いたくなるような佐伯の意地悪な笑みが私に向けられる。 「ご主人様に対しての態度がなっていないののかちゃんへの罰だよ。ののかちゃんには断る権利なんてもちろんないから」 そしてクスリと笑い、嫌でも断ることのできない私を佐伯は楽しそうに見つめた。 断りきれない、無念っ!!