「今すぐ出て行きなさい!!」 怒りを抑えきれず、佐伯に怒鳴りながら扉を指さす。 が。 「しばらく私の家にいてもいいわよ」 「女に二言はない」 聞こえてくるのは私が先ほど確実に吐いたセリフ。 音の先は佐伯のスマホ。 ろっ録音されてる......。 「ひっ卑怯だ」 「頭がいいって言ってよ?」 怒りの勢いがなくなり、肩を落とす私に勝ち誇った笑みを浮かべる佐伯。