「ののかちゃんの時はあんなによく笑うのにね」 「うるさいな、こんな状況で笑える訳ないでしょ?」 からかうように花のごとく笑い続ける俺を睨みながらも机を挟んで俺の前にちょこんと会長が座る。 風呂上がりの会長からここからの距離でも香るシャンプーの香りが鼻をかすめる。 目の前には男がいるっていうのに短いスボンに少し大きめのパーカーは反則だと思う。 季節は秋だが、そろそろ肌寒い時期。 よくそんなに足を出せると思うし、何よりエロい。