side秀 由乃が生徒会室から慌ただしく出ていった後。 俺は由乃がいつも座っている生徒会長席を見つめていた。 「もう冗談でしか言えねぇよ」 ポツリと言葉が漏れる。 もう何年も何年も由乃のことが好きだった。 だからずっとそばにいたのに。 由乃は俺が手を出せない内に他の男に恋をしてしまっていた。 「はぁー」 あの告白が男として由乃を繋ぎ止めておくことが出来るきっと最後の言葉だった。 だけど、由乃のあんな顔見たら……