「ねぇねぇ会長」 クラスの出し物のことについて考えているとにっこりと愛らしい笑顔で佐伯が私を見つめてくる。 「…………何?」 その大変愛らしい笑顔を向けら、私は眉間にシワを寄せた。 嫌な予感しかしない。 「俺、姫役練習したいから会長王子役やってよ?」 「嫌……って、え?」 初めから断るつもりで食い気味で佐伯のお願いを断った訳だがその予想とは180°違うお願いに驚きを隠せない私。 あの佐伯が真面目に練習したい……だと? 裏があるのでは?