………油断した。 佐伯の手先が相手だと思ってたし、あんな一瞬で意識を奪われる痛みを与えられるとは思いもしなかった。 相手はホンモノの気持ち悪いストーカー(相当やばい奴)と見た。 「あ、ののかちゃん目ぇ覚めたぁ?」 パシャッ 太った大柄な男が私の様子に気づいたようで私に嬉しそうに声をかけると一眼レフで私の姿を撮る。 こんな時まで写真かよ。 「お目覚めのお顔も可愛いねぇ」 パシャッパシャッ 「……っ」 ニヤニヤ笑いながら太った男は写真を撮ることを止めない。 気持ち悪いっ。