「いらっしゃいませ」 ふわりと前にも嗅いだことのあるような甘い匂いが漂っていた 「……チョコ?」 「そうそう、ここの一番の人気はホットチョコレートなの」 どうりで甘い匂いがすると思った ユージは珍しく、眉間にしわを寄せてプルプルと震えていた 「ユージ…?」 ユージはハッとしたようにこっちを向くと、なんでもないと笑った