アンティークドール




廊下を曲がってすぐそこに星麗那はいた


「……星麗那」



階段に蹲って顔を見せようとしない星麗那に少しのイラつき



「誰かを待ってるの?」

俺は星麗那に問い掛ける


「それを…訊くのは傲慢よ。満はここに来たくせに…」


「俺を待ってたの?」



「来てくれるって…追って来てくれるって信じてたから…誰かさんが謝りに」



「ふ…そうだね星麗那。その誰かさんは必死でここに来ちゃったよ」


俺はあどけなく笑う