満…!!


満っ…!!!




誰かが俺を呼ぶ声がする


ここはどこだ?


俺は何をしている?



たしか文化祭があって…俺は早退して…アンティークドールにあって…



星麗那と会って……?




―――――――――
―――――――
―――――
――…



「満っ!!?」


視界がだんだんと明るくなる


逆にズキズキと頭のほうに痛みが容赦なく広がっていく



「……痛っ……」


気がつけば目の前には父さんがいた