みれいと喋りながら歩いていたら…ゴンッ…誰かとぶつかった。
「すいません!!!」
といい顔をあげたら…
「あ?誰にぶつかってるのかわかってるよな?」
そこには金髪に耳に光るピアスが特徴的なモデルみたいな男の人が立っていた…しかも靴の色を見ると2年…しかもこの人誰…??

「ほんとにすいません…」
「なあ。お前さ俺が誰だか知っててぶつかってるよな?」
「あの…すいませんですが…知りません…」
と言った瞬間近くにいた女子たちが
「えー!?」「あいつ椿先輩のこと知らないの!?」と口々に言い出した。
椿先輩?誰それ?有名な人なのかな?
「お前俺のこと知らねえの?」
「あ、あの…すいませんが知りません…」
「お前いい度胸してるな…」
とニヤッとしながら言ってきた。何この人…

「1発殴ってやろうか?」
とがちな顔をしながら言ってきた。
「なあー。女の子に手出しちゃだめだよ?」
椿先輩の隣にいる金髪でくりっくりの茶色の目で雰囲気から可愛い男の子が椿先輩に言った。なにこれ。椿先輩と逆じゃん…
「れん…お前がいうなら辞めとこう。」
「で、お前なんていう名前だ?」
わ、わたし!?なんで名前言わないといけないの…
「1年の野村侑愛です…」
「ゆあね。俺の名前は結井椿。ぶつかった分あとでお仕置きな。」
お仕置き!?なにそれ!?
とりあえず入学式に遅れちゃうから走って行こう!!
「それでは失礼します…!」
っと言ってみれいの手をひっぱって行った。
遠くから「おい!」と聞こえたが無視した。