「ああ、分かったよ……。

よし、折角だから今日はパーティしようぜ!
2人の歓迎会と……、そうだな、ベルが大人だってことも分かったし、酒解禁でホームパーティな!
今日は仕事はいいやっ! 臨時休業だ!」

悩んだ挙句、レイが引かないと分かったジェミロは素直に金貨を受け取ることにした。
そして、折角だから、とパーティを提案した。
昨夜からバタバタしていたし、寝不足だし。
今日くらいはハメを外して楽しんだって良いだろう。
でもっていつもより早目に休むことにしよう。

「それは良いけどよ。
ベルちゃん、酒呑んだことないのか?
レイなんてがっつり呑むんだぜ?」

同じ歳なのに違うのな、と、メロゥはしげしげと2人を見比べた。