「いつの間にか話し、進んでるし!
どうしてこうなった? って、ま、いいか!」
ベルとレイも加わって、新たな仲間を歓迎する。
「先生、これで安心? でしょう?
あ、引越し手伝いますよ。
俺、力はあるんで。
あ。レイも使いましょう」
ははっと笑うメロゥに、なれないことをして疲れたシュシュはぐったりとした笑顔を見せた。
「は、はい。
ありがとう、ございます……!」
「じゃあ今からシュシュは家の仲間!
で、皆で野菜買って帰る!
それで良いな?!」
ジェミロがそう言い、皆が頷いて、公園からぞろぞろと出た。



