少年は、青い瞳を細め、こちらを睨み付け、それは微塵も揺るがない。




久しぶりのこの感覚に、年老いたことも忘れ、隊長だったときのことを思い出した。


昔、閉ざしたはずの闘心が蘇ってくる。
強い相手を目の前にしたときの高揚感。






相手がアースであることも忘れて、剣を握り直し、向かってくる少年と刃を交えた。