劇団「自作自演」






私は考えた。というか、どう考えてもこの考えにしか至らないのだ。



「教室で息を潜めて、夜を待ち、それから黒板に私への暴言を自作する。」



夜の教室に侵入するのは、不可能だ。校門は潜れても、どこかしらのドアを開けた時点で警報がなり、その警報は、24時間待機しているセキュリティ会社へと伝わる。



5分経つか経たないかのうちに、私たちは確保されてしまい、学校でお咎めを受ける。



そして、その噂はたちまち広がっていき、敦くんの私に対する言動や態度は、ただの照れ隠しとして処理され、終演。



正しいやり方ではない。強引すぎる。そこまで無理はできない。