劇団「自作自演」






私は敦くんに向かってカッターを振りかざした。



それを敦くんは、冷静に交わしていく。



その顔に腹が立ち、力が入った。



周りは騒然とし、私と敦くんが動き回るせいで、机や椅子がガシャンガシャンと音を立てて倒れていく。



それでも構わずカッターを振り回した。



「殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す……。」



何度も、何度も……。



「殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す……。」



敦くんが椅子に足が引っ掛かり、仰向けに転んだ。



そこに私は馬乗りになった。マウントポジションを取った。



そして、カッターを両手で持ち、敦くんに向かって振り下ろした。