それから青山くんも登校してきた。 自分の席に着いた青山くんは、カバンを机の横に引っ掛け、私の方をチラッと見た。 その瞬間、なぜだろう。 思い出したのだ。 それも、重要なことを。 私はあることを忘れていた。