この状況を見た敦くんは、とうとう動き出す。 私と青山くんを喫茶店に呼び出した。 「公演日を明日、12月22日(木)にする。」 「親友、タイトルはどうする?」 青山くんがコーヒーを啜りながら聞いた。 「『紅』と書いて『クレナイ』と読ませよう。もちろん、血の紅だ。」 『紅-クレナイ-』かあ……。