「2人……だって?」
「少なくともだ。3人いるかもしれねえし、4人いてもおかしくねえ。オレの知ってる限りで言えば2人だ。」
ショックよりも驚きが勝っていて、自分でも驚くほど冷静だった。
「その2人は一体誰なんだい?」
「一人は、同じクラスでよく一緒につるんでる松田だ。そして、もう一人は、柔道部の高倉だ。」
2人とも違ったタイプのイケメンだった。松田くんは、どっちかと言うと、ホストタイプ。高倉くんは、硬派。
彼女は、ケーキとあんみつを交互に食べていたのだ。
「そのことは、お互い知ってるのか?」
「いや、知らねえ。」
僕は首を捻った。



