「特に今、屋上は書き入れ時にある。その理由は学園祭が終わって日が浅いからだ。」 「学園祭効果ってヤツだよな?」敦くんの言葉に青山くんは頷く。 「危険なんだ。特に放課後、それも校内でこんな話をするべきじゃない。現にキミたちは僕に気付かれた。」 「回りくどいんだよ、テメェ。」敦くんは屋上を後にした。 「いいの?」私がそう訊くと、青山くんは「いい。」と言った。 「親友はわかっているんだ。僕が『会議の場所を移すべきだ。』と言いたいことをね。そして、その場所も多分気付いているんだ。」