劇団「自作自演」






しかし、敦くんも粘る。



「けどよお、元生徒会長さん。それだけじゃオレたちだと断定することは出来ねえだろ? 確かにそういう計画は立てた。そこは認める。ただ、実行犯は、別にいるかもしれねえ。」



「可能性は無きにしもあらず。だけどね、親友。実行犯はキミたちで決まりなんだよ。というか、キミたちの方からそれを教えてくれたんじゃないか。」



青山くんの言葉に、私は敦くんと目が合った。



いけない! まずいのだ!



このアイコンタクトは、まずい。



お互いがお互いを疑ってしまった!



「なぜわかったか。これも簡単さ。坂本さんが黒板に触れた。『どうして?』と言わんばかりの表情と仕草でね。そして、親友も青い顔して教室を出た。それから数分後に坂本さんも教室を出た。辿った先は屋上。」



そして、青山くんは、私たちの気持ちを逆撫でするようなことを言った。



「人は表情に出る……だよね? 親友。」