「そう。そして、ヤツはまんまと元凶。つまり、オレたちを出し抜いた。」 「どうやって?」 「これもミス。それも、香澄さん。アンタのミスだ!」 「わ、私の……?」思わず目を丸くした。 「不足は何も無かった!」 「ああ、ない。第一、屋上の出入りを見てたなんて偶然、なかなかあるもんじゃない。でも、見られてたとなると話は別だ。香澄さん。アンタは昨日、いつもとは違う行動を取った。」 「……コンビニ。」 敦くんは頷いた。