劇団「自作自演」






「これを他のクラスの連中が見ていたとしても、何とも思わねえ。でも、これが同じクラスの連中、受刑者だったらどうだ?」



「勘の良い人なら気付く。敦くんと私が本当は何かしらの繋がりがあることに。」



「そして、その繋がりは、何かを目論んでいるんじゃないかと疑う。」



「疑えば、疑うほど、人は知りたくなる。そして、調べる。」



「そうやって、調べていくうちにいろいろわかってくる。クラスの異変、そして、それが起こり始めた同時期に何か変わったことはなかったか? と。」



「変わったこと……ああ、そうだ! 坂本香澄と野崎敦が屋上で出会った時期と重なるじゃないか! と気付く。」