恋のシャッター



勝った……それは良かったけど、聖花先輩と話してたら後半戦あんまり集中して写真取れなかったんですけど…。



でも、ラストにみんなが喜んでる瞬間を撮れて良かった。



三年生と話す部員や、片付けを始める中、私は聖花先輩に向いた。



「聖花先輩、私三年生に挨拶した方がいいですか?」



「えっ?あ~そうね…三年生は後輩たちと話してるから写真出来た時でもいいかも、それより~」



「えっ?」



「キャプテ~ン!」



「えっ!?」



聖花先輩は、後輩たちに片付けの指示を出していた南先輩を呼び出した。



南先輩が、聖花先輩の手招きで困ったような顔でこっちに向かって来た。



「ちょ…ちょっと聖花先輩?」



「とにかく紹介するからっね?」



「え~そんな……」



この人、絶対見た目より軽いとこあるよな……アイツとかぶる。