そして学際当日。
私はクラスの店番を他の人に代わってもらい、軽く昼食を食べて体育館へ向かった。
ちなみに菜々は彼氏が来てて一緒に回ってるらしい。
ちょっと…うらやましいけど、今日の私にはやるべきことがあるし。
「……よし!」
軽く気合いを入れて、私は体育館へ急いだ。
体育館へ着くと、もう試合開始数分前だった。
「実夕ちゃ―ん!こっちこっち~」
「あっ、聖花先輩」
私は、得点ボード前にいた聖花先輩の所に向かった。
「すみませんっ、ギリギリになってしまいまして」
「ううん、本当はみんなに紹介したかったけど、また帰りにするわ、それより今日はよろしくね?」
「はいっ、頑張ります」
聖花先輩にそう言った後、すぐにピーッ!と試合開始の合図が鳴った。
両高の部員と、学際なだけあって応援が沢山集まっていた。

