恋のシャッター



つい…引き受けちゃったな。



でも引き受けたからにはちゃんと撮らないと。



私は軽くそう決心をしてクラスに戻った。



そして夜―。



ご飯を食べ終えた私は、ソファーに座ってカメラの手入れや、明日の為の本を読んでいた。



「はぁ―…ちゃんと撮れるのかな?」



そんな独り言が口からこぼれる。



その時、玄関の開く音がした。



「ふぃ~疲れたぁ、アイツってマジで鬼だな~」


なにやら独り言を言ってる勇斗に私は近づいた。



「ちょっと―!人のこと勝手に推薦しないでよっ」



「はっ?何だよいきなり……あぁ~明日のことかよ?」



「そうよっ!あんたの言う素人が撮るんだから、気に入ってもらえなかったらどうするのよっ」



「はぁ~?そんなの分かるわけないだろ?素人に写真の良し悪しなんか、いいじゃんやれば~」